ロサンゼルス生活&面白ガイド >役立つ生活コラム >あなたは歌える?アメリカ国歌

みなさんはアメリカ国歌を聞いたことがありますか?
スポーツの試合などできっと耳にしたことがあると思いますが、一体、どんなことが歌われているのでしょう?
今回は、私自身今まで何気なく聞き流してきていたアメリカ国歌に迫りたいと思います!

アメリカ合衆国国歌「The Star-Spangled Banner」
日本語では「星条旗」と訳されます。

歌詞は1814年に当時35歳の詩人・弁護士のフランシス・スコット・キーによって書かれました。
その背景はこうです。

時は1812年から始まった米英戦争の時代。メリーランド州ボルティモアの、マクヘンリー砦でのことです。フランシス・スコット・キーはイギリス軍に捕虜として捕らえられた友人医師の釈放交渉へ行きます。その友人は無事釈放されることとなったものの、機密保持のため2人はイギリス艦の中で抑留されました。
砦をめぐる激しい砲撃が夜通し続いた翌日、キーとその友人は砦の上に星条旗を見つけ大いに感動し、キーは詩をつづりました。その後、いろいろな手を加えられて1931年3月3日、キー作詞の「星条旗」はアメリカ合衆国の国歌に採用されました。

では、歌詞をみてみましょう。実際には4番まであるのですが、ここでは1番のみご紹介します。

Oh, say, can you see, by the dawn's early light,
What so proudly we hailed at the twilight's last gleaming?
Whose broad stripes and bright stars, through the perilous fight,
O'er the ramparts we watched, were so gallantly streaming!
And the rockets' red glare, the bombs bursting in air,
Gave proof through the night that our flag was still there:
O say, does that star-spangled banner yet wave
O'er the land of the free and the home of the brave?

日本語訳(Wikipedia引用)

おお、見ゆるや 夜明けの淡き光を受け
先の夕暮れ 陽が落ちるとき 我らが歓呼しもの
そは太き縞と輝く星なり 危うきいくさのあいだ
塁壁の上に見たり 勇壮にひるがえりし かの旗
のろしの赤き炎立ち 砲音宙に轟くなか
耐え抜き 旗はなおそこにあり
おお、星散りばめたる旗は 今なおたなびくや
自由なる大地 勇者の故郷に

国歌斉唱の時には全員起立で胸に手を当てて合唱をする光景はいかにもアメリカという感じがしませんか?もし、こういう場面を見たり居合わせることがあったら、是非この記事を思い出してください。アメリカ国歌に関するトリビアとして知識を披露できるかもしれませんよ。

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