アメリカ留学・ロサンゼルス留学・ニューヨーク留学などの留学情報が満載

昨日はアメリカの祝日、セント･パトリック･デーでしたね。
ニューヨークの5番街ではパレードが盛大に行われました。
ニューヨークのシンボルであるエンパイア･ステイト･ビルの照明も緑一色にライトアップされました。

エンパイア･ステート･ビルの照明は、3つに分かれていて通常はすべて白ですが、理由があると色が変わります。

最もポピュラーなのは、アメリカの祭日時のアメリカの三色旗の色、赤、白、青(下から)です。クリスマスは赤、赤、緑(下から)です。


ところでこの照明の色はどのように変わるのか、考えたことありますか？
実は人力なのです。
係員が照明器具に色の付いたプラスティックを取り付けるのです。
つまり、エンパイア・ステイト・ビルの色が変わる時は、係員が仕事をするのです。

驚くことに照明の設置は72階と81階にある外通路から行われています。
なんと、高さ72階と81階です。
係員は雨、雪、風に耐え、作業をするのです。
時に鷹が攻撃して来ることもあるそうです。
命がけの作業です!!!!!

この照明が設置されたのは、1977年からで、昔は年に数回色を変えるだけでしたが、近年は年間130回以上も変えるそうです。
色が変わる日、期間は、アメリカ祭日から各国の独立記念日(その国の国旗の色)、プロ・スポーツ開幕日、ドッグ・ショー開催日、地球の日、母の日、父の日などいろいろな理由があります。

先日はWBC日本優勝を記念して日本の国旗の色である赤、白、赤に変わりました。

みなさんも今度エンパイア･ステイト･ビルの照明を見る時は少し思い出してみてください★