アメリカでは不動産業者に頼らず、自分でアパートを探すことが多いですが、ニューヨーク・マンハッタンでは不動産業者を通すのが一般的です。 不動産会社は紹介料を請求するところもあります。
留学生はアメリカではクレジット(信頼度)がないため高額なデポジット(敷金)を請求される事があります。留学生の通常のデポジットは家賃の2倍程度で、残高証明書が必要なことも。アパートによっては家賃の4、5倍請求してきたり、クレジットがないと貸し出してくれないこともあります。
アメリカ生活基礎情報 > アパート探し
日本との違い
アパートの見つけ方
アメリカのアパートは、建物が古いからと言って家賃が安くなるとは限りません。もちろん、都市による違いも顕著で、ニューヨーク州ひとつをとっても、マンハッタンを中心として東側にクイーンズ、ブルックリン、北側にブロンクス、また、西側にはニュージャージー州が位置しており、地域によって治安、家賃相場も大きく異なってきます。 ニューヨークでの家探しは時間の節約とトラブル回避のため、不動産業者を利用するのが効率的です。掲示板等を使い個人で探す方法もありますが、全体的に物件数が少ないため、見つかるまでに時間がかかります。一人暮らしの物件で不動産を通す場合には、ここに一年間の家賃の15%を相場として仲介手数料が発生します。(ルームシェアの場合の手数料は不動産エージェントによって異なります。) 一方、カリフォルニアなどでは、インターネットを使って空き物件を検索し、見学の予約を取って見に行ったり、住みたい地域をまわってFor Rentのサインが出ているアパートに直接コンタクトを取ったりします。不動産業者を使う場合もありますが、自分の足で見つけることも多いです。ニューヨークと異なり、基本的にルームシェアを扱う業者は無いのでインターネットなどの掲示板で探し、自分で契約まで相手とやりとりをします。 このように、アメリカでは都市によって不動産事情は大きく異なるので、それらを踏まえた上で物件を探したり、契約したりしましょう。 アパートを選ぶ条件
契約時に提出する物
■ ソーシャルセキュリティナンバー(あれば) 引越し
学生の引越しは自分でやることが多いです。
荷物が多い時は、U-HAULやRYDERといったトラックを貸してくれる業者から、手ごろな値段で借りる事ができます。
引越し屋もありますが、1時間あたり、$120~$140ぐらいが相場です。
アパートに入居するまでのステップ
1.希望の地域と予算を決める 危険な地域は避けた方が無難です。多少高くなっても学校に通える範囲で安全な地域を選びましょう。バス、電車で通うのなら、近くにバス停や電車の駅があるか、スーパーや銀行などが近いかなども選ぶポイント。物件は自分の足で回ったり、インターネットを使って探します。 2.物件を探す 物件は自分の足で探してまわったり、インターネットなどを使って探します。 実際に希望の地域を自分の目で見てまわり、安全性などを確かめるのも大切。 周辺の環境は生活に大きく関わってくるので、確認しておきましょう。 3.物件を実際に見てまわる いいなと思ったらすぐに電話をして、見学に行く予約を取りましょう。 人気があるところはすぐに契約が決まったりするので、早めに見学を済ませます。 どんどん出かけて、色んな物件を見てまわる事。長い時間を過ごす家なので、妥協はせずに、いいと思うところに巡り合うまでとことん見てまわりましょう。 4.契約 契約の際には必ず契約書のコピーをもらい、分からないことがあれば、その場で管理人に質問しておくことが大切。契約後すぐに部屋を調べて壊れている箇所などを細かく明記してオフィスに提出しておくと、後で修理代を請求されずに済みます。契約期間や解約するときの注意点も聞いておきましょう。 5.引越し 一人で引越しできない場合は、知人に頼んだり、引越し業者に頼みますが、ほとんどの学生は個人で引越しをします。トラックや倉庫を借りてうまく引越しをしましょう。電気・ガス・水道などが引越し当日から使えるかどうか確かめておきましょう。照明がない場合も多いので、自分で用意しておくといいでしょう。 |