自動車
アメリカの車社会
  • アメリカで留学生が車を購入するには、現金または小切手(チェック)による一括払いの購入がほとんど。留学生はクレジットヒストリーがないため、ローンを組むことは困難です。
  • アメリカでは中古車の売買も頻繁。中古車だからといって価格が急激に下がることはありません。日本では廃車になるような車が売買されていたりもします。
  • 日本車は燃費の良さと故障が比較的少ないことから人気です。
  • アメリカには車検制度がないため、自分で管理&定期的な整備が必要です。特にオイルチェンジを怠ると故障の原因となります。
  • 毎年DMVに車両登録(または更新)をする必要があります。スモッグチェックを受けなければならない場合もあります。
車の購入

■ 新車 VS 中古車

☆新車

・ 保証がついてくる
・ 保証の期間はリスクがない (3~5年間)
・ 値段が高い
・ 税金が高い
・ DMV登録費が高い
・ 保険料が高い

☆中古車

・ 保証がついてこない
(保証は買うことができる)
・ 値段が安い
・ 壊れる可能性は高い
・ 購入場所が決め手になる
・ 個人売買がある

新車と中古車との決定的な違いは故障する可能性の高さ。中古車はやはり故障しやすいので心配が尽きません。中古車でも値段が高めで良い車を購入すると、売る際も高く売れるという点を踏まえて予算を決めましょう。安い車を買って、修理代が高くついたという話も少なくありません。新車のデメリットは、税金、DMV登録費、そして保険料など車体価格以外にかかる費用が高いということがあります。

ディーラーの目安では$3,500~$5,000が最低ラインで、$5,000~$7,000が妥当な値段で、$7,000~以上出せば、いい中古車が手に入るといいます。

■ ディーラー VS 個人

ディーラーで買う方が値段が高いと言われています。しかし、個人売買だと信頼性という面で不安な点も。ディーラーにはカスタマーサービスがあり、アフターケアなどサービスが充実していますし、整備済みなので安心です。しかし、中には悪徳業者もいるので気をつけましょう。個人売買の場合は買う前に整備工場で一度車を見てもらうと安心です。事故を起こし、車体価格よりも修理費が高くつくため手放された車をSalvageといい、ピンクスリップ(Certificate of Title)にも明記されているので確認しましょう。

個人売買の場合は車を買う前に整備工場で一度車を見てもらうと安心です。 事故を起こし、車体価格よりも修理費が高くつくために手放された車を Salvageといい、ピンクスリップにも明記されているので、 事故車ではないかどうかを確かめましょう。事故歴、違反歴があると罰金が自分に回ってきたりすることもあるので、注意しましょう。

■ 日本車 VS アメリカ車

☆日本車

・ 比較的壊れにくい
・ 安全性が高い
・ ガスマイレージがよい
・ 値段はアメリカ車よりも高い
・ 中古車として売る時も値崩れがしにくい
・ 乗りやすい

☆アメリカ車

・ 比較的壊れやすい
・ 個性的
・ 価格が安い

留学生に限らず、アメリカでは日本車は人気です。街を行きかう車には見慣れた日本の自動車会社のマークを多く見かけます。日本車のメリットは比較的壊れにくいこと、安全性が高いこと、燃費がよいことなど。値段はアメリカの車よりも高いですが、その分売る時にも高く売れます。一方、アメリカ車のメリットとしては日本車と比較して値段が安いことや、日本では乗れないような個性的な車があることが挙げられます。ただし日本車と比べて壊れやすいので、車の知識に合わせて選びましょう。

AAA

日本のJAFのようなもので、会員になると全米のAAAで緊急時ロードサイドサービスが受けられます。鍵をつけたままドアをロックしてしまった、車が動かなくなり牽引車(レッカー)が必要になった、パンクしてしまった、ガス欠になった...など、様々なトラブル時に対処してくれるので、会員になっておくと心強いでしょう。

AAAは24時間体制で、電話1本で駆けつけてくれます。半径7マイル以内なら無料で牽引してくれます。年会費は約$45ぐらいからで、年に4回まで無料で緊急時のロードサイドサービスを受けることができます。

アメリカの免許を持っていて、日本でも運転したい場合は、1年間有効の国際免許証をAAAで取得することができます。国際免許証は会員でなくても取得可能です。(アメリカの免許の残り湯こう期限が1年以上の場合)

自動車保険

車を運転する人は必ず保険に入っておく義務があります。

保険は住んでいる場所、運転歴、事故歴、年齢、性別、運転する車や、走行距離などで値段が大きく変わってきます。 いくつかの保険会社から見積もりをもらって比較してみるとよいでしょう。 信頼できる会社に頼まないと事故を起こした時に、頼りにならなかったりします。 日本人のエージェントも多数いるので、聞いてみるとよいでしょう。ラクトでも自動車保険の見積もりを無料で行っています(カリフォルニア州の方で見積もりを取る

■ 対人・対物保険(ライアビリィティー/Liability)        

事故にあった時に相手の車に対しての保険です。ドライバーは、この保険に入っておくことが義務付けられています。 自分の車や自分自身を守ってはくれないので、フルカバーに比べると比較的安いでしょう。

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