留学費用について
留学には色々とお金がかかるもの。特に授業料と滞在費は大きな割合を占めます。では、具体的にどれくらいの金額が必要なのでしょうか。それは、語学留学から大学留学まで色々ある中、どんなタイプの留学をするのかや、留学先の地域、期間、現地での生活など個人によっても大きく異なるため一概には言えません。
例えば、語学学校でも私立の学校と大学付属の学校では授業料に差があります。大学でも州立と私立では当然、私立の方が高い費用が必要。さらに同じ私立でも学校によってかかる学費は異なっています。
一方、滞在費で大きな違いを生むのは滞在都市・地域です。アメリカは州によって法律が異なるように、それぞれの州が独立してるため、同じ州でも郡によって消費税率が違ったり、オレゴンのように消費税がないという地域もあります。また、地域によって物価も異なります。
留学生の場合は、滞在方法としてホームステイやアパートのシェアが主流です。やはり都市部の方が家賃やホームステイ費用が高い傾向にあり、特にアパートの場合、同じ郡、市内で1ヶ月の家賃に$100以上の差があることも。郊外や田舎の地域では滞在費も安く、娯楽施設などがほとんどないため交際費も抑えられ、全体的に割安と言えるかもしれません。
留学と言うと高い費用がかかるというイメージが先行しがちですが、必ずしもそうとは限りません。大学留学の場合でも、日本で親元を離れ、ある程度都市部の私立の大学に通いながら一人暮らしをするのとあまり大差がないことも。
物価が安い比較的田舎の都市を選んだり、大学では順調に単位を取って卒業までの時間を短くするなど、自分次第で、費用を抑えて経済的に留学する方法はたくさんあります。特に予算や期間が限られた留学の場合はしっかりと計画を立て、無駄なお金を使うことなく有意義な留学にしましょう。
