1. 街の特徴
チェルシー(Chelsea)とは、マンハッタン区内のWest 23rd Streetを中心に、東は5番街から、西側はハドソン川までの一帯の地域を指し、ニューヨークの流行の中心地域と言われている。その理由の一つとして、この地域はゲイ・タウンとも呼ばれており、この地域に多くのデザイナーやミュージシャンが住んでいることが挙げられる。チェルシーには、大小様々なギャラリーが数多く立ち並び、最新アートの発信地であるとも言われている。また、お洒落なレストランやバーも多く、街はいつも賑わっている。
2. 治安
昼間は観光客や地元住民が買い物やギャラリー鑑賞をしており人通りが多いため、一人歩きも心配はいらないだろう。また、この地域は他のマンハッタン区内の地域とは違ったのんびりした雰囲気があるので、過ごし易いと言われている。しかし、夜間はがらりと雰囲気が変わり、メイン通りには多くの人々がクラブやバー、レストランに集まるので賑やかではあるが、帰り道に強盗などの事件が起こっている。この地域には、人通りの少ない倉庫・流通地区もあるので要注意だ。夜間に一人歩きするのは、かなり危険なので避けた方が良いだろう。
3.学校
チェルシーには、留学生が通っている語学学校はないが、ニューヨーク区内でも有数の優れた公立、私立高校が存在している。また、The Fashion Institute Technology(通称FIT)という世界的に有名なデザインとファッションを専門とする大学がある。この大学には、アジア人も多く通っており、日本人留学生も多数在籍している。
4.家
ソーホー(SOHO)同様、以前は家賃が比較的安い地域であったが、最近では他の地域と同様に上がってきている傾向にある。アパートの月々の平均家賃は、Studio(ドアマンつき)で2,000、ワンベッドルームで$3,000、ツーベッドルームで$4,000が現在の目安と思われる。最新のアートや現在の流行中心地なだけあって、これから益々家賃が高騰していくと予想される。
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