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すでに全世界で大きなニュースになっていますが･･･

2010年1月22日、ニューヨークのメトロポリタン美術館で来客中の女性がバランスを崩してしまい、パブロ･ピカソの絵画　『役者(The Actor)』に接触、作品の右下部分が15センチ程裂けたと明らかにしました。

ピカソの『役者(The Actor)』は、1904～05年に制作された絵画で、ピカソの画風では青を基調とした『青の時代』から明るい色彩を用いた「バラの時代」への移行期にあたるそうです。

ニューヨーク･タイムズによると、『役者(The Actor)』は1億ドル(90億円)以上の価値があるとの事。

メトロポリタン美術館側は、損害箇所は絵の構成上重要な部分ではなく、今年4月27日から始まるピカソ展に間に合わせるよう修復作業に取り掛かるそうです。

他のメディアでは、修復がされても50%程は価値が下がってしまうことにピカソのファンは悲しんでいると伝えていますが、何よりも名画がこんなアクシデントで破損するなんて･･驚きです。