アメリカに将来住む可能性がちょっとでもある!という人は絶対に避けては通れない道、それがクレジットヒストリーです。
アメリカで生活するには、クレジットヒストリーが必要不可欠なのです!そもそもクレジットヒストリーとは、その人のクレジット(信用度)のヒストリー(経歴)という意味で、アメリカ国民一人一人が持っている個人の信用度を測るものなのです。このクレジットヒストリーを元に、FICO SCORE(ファイコスコア)というものが割り出されており、それをチェックする事によってその人の今までの信用度を計るんです。
実際クレジットヒストリーが悪ければFICO SCOREも落ち、FICO SCOREが悪いと、銀行ではお金も貸してくれません。クレジットをチェックするのは銀行だけにとどまらず、携帯電話購入時、アパートを借りる時や家を購入する時、車を買うとき、クレジットカードを作る時などなど、基本的にローンを組むときにチェックされます。
FICO SCOREを上げる事で何千ドル、何万ドルとセーブする事ができるのです。
FICO SCOREの上げ方は、一般的に公開されているわけでないので絶対とは言えないのですが、基本的にはローンやクレジットの毎月の支払いを遅れずに支払っていればスコアは上がっていきます。でも、FICO SCOREというのは期限内に返済できるかということを基準に計っているので、ローンやクレジットカードの利用など、いわゆる借金をしないとクレジットヒストリーが作られません。
ただ、ここで1つ難点があります。クレジットヒストリーと個人を結ぶものは、実はソーシャル・セキュリティー・ナンバー(SSN)なのです。SSNは留学生には基本的に発行されないので、学生である期間はクレジットヒストリーが作れないのが現状です。