アメリカ留学大辞典>アメリカ大学への編入

4年制大学へのトランスファー

アメリカでは、編入(トランスファー)は一般的に利用されている制度で、留学生に限らず多くの学生がこの制度を利用してコミュニティカレッジから4年制大学に編入しています。

コミカレは4年制大学に比べて費用が割安なので、学費を節約できるのがメリットです。大学よりも、授業の難易度も比較的易しくなっています。また、多くの留学生が難関大学へのステップとして編入制度を利用します。1年次に直接入学するのが難しい大学も、同じ州内のコミカレからの編入であれば、可能性がかなり上がるためです。(下記「優先順位」参照)

大学に編入する留学生は全体の9割以上を占めます。全米で行われている編入ですが、カリフォルニア州が最も制度が整っていると言われています。

優先順位

編入制度では、受け入れる学生の優先順位が定められており、同じ州内のコミカレからの学生を優先するようになっています。また、大学周辺のコミカレが提携して編入プログラムを組んでいることも。このため、編入を目指す学生は、自分の目指す大学と同じ州、特にその大学近辺のコミカレに通うことが殆どです。

出願方法

編入の出願は、オンラインもしくは書類郵送にて行う事ができます。オンライン出願の場合は、締め切り時間近になるとインターネットが混み合う事があるので気をつけましょう。出願数に制限はありません。

編入・出願時期

編入時期は秋学期が最も一般的で、出願時期は9月~11月の間になりますが、大学によって異なる場合があるので、大学のウェブサイトで、もしくはカウンセラーと相談して調べましょう。入学時期によっても出願時期は違いますが、一般的に編入1年~半年前であることが多いです。年に一度しか編入を受け付けない大学も多いので注意が必要です。

必要事項

下記が一般的に必要な項目ですが、大学によって異なりますので、確認が必要です。

出願時に必要なもの
● 願書
● 出願費用(一般的に$50~150)
● エッセイ(小論文)
● 大学が定める出願時の単位数

大学によって、審査のポイントとなるもの
● 成績(GPA
● エッセイ
● 課外活動(ボランティアやクラブ活動など)
● 一般教養、必修科目などカリキュラム進行具合

編入時に必要なもの
● 一般教養カリキュラム修了書
● 大学が定める編入時の単位数
● 銀行残高証明書など、I-20発行に必要な書類

合格通知

合格通知は、郵送で届きますが、最近はオンラインでも合格通知が確認できます。出願後、合格通知は2~6ヵ月後に出ることが多いですが、学校によって異なり、正確な時期は明記されていません。

また、個人によっても差があります。合格通知を受け取ったら、期日内に入学意思の有無を表明する必要があります。入学を一度決めた後でも、一定期間内であれば辞退する事もできます。

大学の入学時期

入学時期は大学によって異なりますが、一般的に8月の終わりから9月の終わりごろ(秋学期)です。入学前に、オリエンテーションに出席します。オリエンテーション(要費用)では、メジャーごとに新入生が集められ、大学のスタッフや先輩学部生と共に、大学の見学、各種説明会、授業登録などを行います。

 

アメリカ留学大辞典(留学編) トップに戻る>>

ラクトにお問い合わせ!無料カウンセリング☆
Cal America
San Francisco Institute of English
ASA Institute
St. Giles, San Francisco
University of Hollywood